足立健

noteでも同様の記事投稿しています

2023-01-01から1年間の記事一覧

カルマの塔とセカイ系について【メモ】【ネタバレあり】

筆者が愛して愛して止まないカルマの塔というネット小説を改めて読み返して気づいたが、あの小説の恋愛パートは、いわゆる「セカイ系/ポストエヴァ」における最終回答の一つであり、平成サブカル史の到達点の一つとして捉えられると思う。ヴィクトーリアとル…

「坂本龍一が死んだってよ」

「坂本龍一が死んだってよ」 旧友が電話をかけてきて知った。坂本は近年Xデーが噂されていて、心の準備をする期間は十分だったので、それほどショックではなかった。むしろ、高橋幸宏が亡くなったときの方がショックだったかもしれない。 旧友はクラシックが…

【詩】冷笑するということ

冷笑するということいま冷笑するということそれはこころがかわくということ部屋の天井がまぶしいということふっとネトスト相手を思い出すということ自慰すること「あなた」と手をつなぐこと冷笑するということいま冷笑するということそれはミニスカート(を穿…

あれがいまでも

誰もが寝静まった夜に街頭の電源を一つずつ切っていくと俺だけが光源のようで最高の気分だった。だってまるで立たされていた俺はたくさんの怒りを背負ってこう立っているだけのように見えたから。 深く呑み込んでいくは夜のひかり。ひかりは黒く何も映しはし…

自分の小説データをChatGPTに食わせて短編集を生成させてみた

最近ChatGPTがはやっています。ChatGPTの魅力は人間並みの言語処理能力を持つことで、であるからこそ私たちはとうとう生まれてしまった「言葉を持つ他者」の誕生におびえているわけです。今やChatGPTは今時点においてほとんどの一般人よりまともな小説を書け…

【短編】釈迦、資本主義、そしてエロゲ

ある日とうとう、自分の苦悩は、いい学校に入りたいとか、いい女を抱きたいとか、高い年収が欲しいとかの外部的な欲望に起因しており、そしてそれはとても平凡な苦悩であることに気がついた。 そしてそれは資本主義に駆動されていることにも気がついた私は、…

ペリドット

あなたのことを本当に愛していました。それだけが全部だったんです。それだけが本当に全部で、まばゆく光る何もかもがあなたの前では嘘でした。罪はだんだんと重なり続けるもの。道はだんだん狭まっていき、残像が消えていって、あとは黄緑色のペリドットと…

捨てることの悦楽

さいきん諸事情があって、リサイクルセンターで破壊されていく粗大ゴミを見る機会があった。それがいやに素晴らしく胸のすく光景だったので、備忘録的に記そうと思う。 何が良かったかというと、分別方法やシステムの高度さではなく、むしろ過程における手つ…

鬱病の女(プロットメモ)

ところでこの街にはやけに偉そうな鬱病の女が一匹居たという。 鬱病の女は一匹いたが、それと愛し合うアスペルガー症候群の男も一匹いた。 二人はいつの間にか番いとなり、恐ろしくぎこちない性行為をしていた。 男の男根は余りにも小さく反面恐ろしいほど硬…

自意識が鬱勃起している方(かた)

どうも、当方、自意識が鬱勃起している方(かた)です❗️ 今日もいつものようにシコシコ…シコシコ…シコシコ……と救いや性行為のことについて考えておりました そしたらなんだか空の裂け目から滅びが降ってくるような清涼感に襲われて、当方のチンボは情けなくも…