足立健

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成し遂げて死ぬ

すべての歯車があやまたずに回り、俺もオフパコすることができた。

それは抜けるような空の天辺に太陽が輝いていて、ちょうど今日のような日だった。

俺は歩いていると、石ころにつまづいた。

俺以外の世界は正しく回っているのに俺だけはあやまっている。そう思ったから、オフパコすることにした。

東京にはたくさんの女性がいる。媚びたような女も、自立していそうな女もいたが、全員ベッドの上では媚態を浮かべるのだろう。興奮で、俺の男性器は風船のように怒張してしまった。

まず俺は、演説を始めた。

「すみませ〜〜〜ん!短小包茎のボキュとオフパコしてくださる方はいらっしゃいますか〜〜〜!」

しかし誰も気にとめず俺を通り過ぎるばかり。聞こえていないのだろうか?もう一度叫ぶ。それでもやはり無反応。埒が開かないので、手頃な女に狙いを定めた。

女は無反応だった。大声を耳元に放っても、怒張した男性器を擦り上げても、挿入をしたときでさえ無反応だった。

ようやく射精を完了すると女は消え、自分だけがあやまっていた理由にようやく気がついた。頭から血を流し冷たくなった「自分」を見下ろし、ようやく俺は成し遂げられたと思った。